戦後日本の文化運動と歴史叙述 : 地域のなかの国民的歴史学運動

書誌事項

戦後日本の文化運動と歴史叙述 : 地域のなかの国民的歴史学運動

高田雅士著

小さ子社, 2022.1

タイトル別名

戦後日本の地域文化運動と人びとの意識 : 国民的歴史学運動の再検討

タイトル読み

センゴ ニホン ノ ブンカ ウンドウ ト レキシ ジョジュツ : チイキ ノ ナカ ノ コクミンテキ レキシガク ウンドウ

注記

博士学位論文『戦後日本の地域文化運動と人びとの意識 : 国民的歴史学運動の再検討』(一橋大学, 2020.3) をもとに、その後発表した関連論文を加えてまとめなおしたもの

収録内容
  • 問題の所在と本書の視角
  • 地方における国民的歴史学運動の展開
  • 地方における国民的歴史学運動指導者の実践
  • 地域青年層の戦後意識と国民的歴史学運動 : 城南郷土史研究会を対象として
  • 地域における歴史叙述 : 一九五三年の南山城水害・台風一三号災害をめぐって
  • 国民的歴史学運動から歴史教育へ
  • 国民的歴史学運動のゆくえ
  • 総括と展望
内容説明・目次

内容説明

「国民的歴史学運動」は忌まわしき過去の悪夢なのか?地域に生きる人びとの側から、具体的な運動のありようを明らかにし、そこで生み出された歴史叙述から戦後日本史像を問い直す。

目次

  • 序章 問題の所在と本書の視角
  • 第1章 地方における国民的歴史学運動の展開—民主主義科学者協会地方支部の動向から
  • 第2章 地方における国民的歴史学運動指導者の実践—民主主義科学者協会奈良支部の奥田修三を対象として
  • 第3章 地域青年層の戦後意識と国民的歴史学運動—城南郷土史研究会を対象として
  • 第4章 地域における歴史叙述—一九五三年の南山城水害・台風一三号災害をめぐって
  • 第5章 国民的歴史学運動から歴史教育へ—加藤文三の運動経験と教育実践を対象として
  • 第6章 国民的歴史学運動のゆくえ—地域における運動の継承と変容
  • 終章 総括と展望

「BOOKデータベース」 より

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