史伝桐野利秋
著者
書誌事項
史伝桐野利秋
(学研M文庫, く-5-1)
学習研究社, 2002.9
- タイトル別名
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桐野利秋 : 史伝
- タイトル読み
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シデン キリノ トシアキ
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内容説明・目次
内容説明
薩摩藩士中村半次郎、維新後の桐野利秋は逸話のかたまりのような存在である。軒先から落ちる雨だれが地面に達するまでに、刀を三度抜き三度鞘に収められた、など。今日ひとり歩きする異名に、人斬り半次郎がある。しかし、これは後世つくられたにすぎない。幕末維新期その経歴はかがやきを放っていた。本書はできるかぎり史料に忠実に、その栄光と敗退の軌跡をあらわし、西郷隆盛と行動を共にしたこの人物からみて、幕末維新史全体をもあらわそうとするものである。
目次
- 第1章 幕末志士時代(吉野村実方;西郷との出会い ほか)
- 第2章 戊辰戦争(鳥羽・伏見の戦い;東海道先鋒 ほか)
- 第3章 在官時代(政府出仕前;御親兵大隊長 ほか)
- 第4章 下野帰国後(吉田村宇都谷;佐賀の乱 ほか)
- 第5章 西南戦争(桐野の言動;大久保と木戸 ほか)
「BOOKデータベース」 より