言葉のはたらき
著者
書誌事項
言葉のはたらき
(早稲田大学日本語学会設立60周年記念論文集 / 早稲田大学日本語学会編, 第2冊)
ひつじ書房, 2021.12
- タイトル別名
-
Insights into the workings of the Japanese language
- タイトル読み
-
コトバ ノ ハタラキ
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注記
執筆者「高野」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え
参考文献: 各論末
収録内容
- 奈良時代の係助詞「なも」に関する考察 / 森野崇 [執筆]
- 希望表現における意味と形式 : 万葉集を例に / 仁科明 [執筆]
- 文末思考動詞と推量の助動詞 : 「と思う」と「べし」の類似性を中心に / 渡辺由貴 [執筆]
- 「わけだ」の文の用法 / 山口佳也 [執筆]
- 「だから」及び「~わけだ」、「~のだ」の情意表出的用法 : その成立の背景を日本語の構文的特徴に探る / 加藤薫 [執筆]
- 連体修飾節の構造と意味 : 両者のずれから見た節のタイプの連続性 / 松木正恵 [執筆]
- 副詞としてのジジツの意味・用法 : 「事実」として示される事柄の分類を中心に / 苅宿紀子 [執筆]
- 主題のない文の現れ方 : 近代短編小説の場合 / 石出靖雄 [執筆]
- 後期咄本の構造の変化・内容の変化 / 三原裕子 [執筆]
- 鮎川哲也『ペトロフ事件』の初期バージョンに見られる、旧満洲地域における「日中ピジン」 / 岡田祥平 [執筆]
- 芥川龍之介の小説における冒頭の表現 / 高野敦志 [執筆]
- 別役実のウソと笑い : 『けものづくし』『鳥づくし』『魚づくし』『別役実の人体カタログ』を例に / 木村寛子 [執筆]
- 文章・談話における「段」の展開的構造 / 佐久間まゆみ [執筆]
- 雑談における日本語母語話者と日本語学習者の「んだけど/んですけど」の使用状況 : 用法、前接要素、話題展開に着目して / 河内彩香 [執筆]
- エントリーシートの推敲支援を通じた文章指導の実践 / 寺田智美 [執筆]
- 明治期東京語における「行く・来る」の謙譲語の使用 / 山田里奈 [執筆]
- 下位待遇表現の体系 : いわゆるマイナス待遇・卑語・軽卑・卑罵などの表現をめぐって / 森山卓郎 [執筆]
- 相対敬語とは何か : 相対敬語の類型化に基づく敬語運用の考察 / 澤田淳 [執筆]
- 待遇コミュニケーションにおける「行動展開表現」の位置づけ / 蒲谷宏 [執筆]
- あらたまりと丁重文 / 坂本惠 [執筆]
- 外国人留学生が求める資質・能力に関する一考察 / 永岡悦子 [執筆]
- ニューノーマル(新常態)下における社会実装型日本語教育の提案 : アウトリーチタイプの日本語ユーザーへの支援から / 宮崎里司 [執筆]
- 「国語施策」をめぐる一考察 / 石黒圭 [執筆]
内容説明・目次
目次
- 奈良時代の係助詞「なも」に関する考察(森野崇)
- 希望表現における意味と形式 万葉集を例に(仁科明)
- 文末思考動詞と推量の助動詞—「と思う」と「べし」の類似性を中心に(渡辺由貴)
- 「わけだ」の文の用法(山口佳也)
- 「だから」及び「〜わけだ」、「〜のだ」の情意表出的用法—その成立の背景を日本語の構文的特徴に探る(加藤薫)
- 連体修飾節の構造と意味—両者のずれから見た節のタイプの連続性(松木正恵)
- 副詞としてのジジツの意味・用法—“事実”として示される事柄の分類を中心に(苅宿紀子)
- 主題のない文の現れ方—近代短編小説の場合(石出靖雄)
- 後期咄本の構造の変化・内容の変化(三原裕子)
- 鮎川哲也『ペトロフ事件』の初期バージョンに見られる、旧満洲地域における「日中ピジン」(岡田祥平)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より