資本主義経済の未来
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資本主義経済の未来
夕日書房 , 光文社 (発売), 2021.12
- タイトル読み
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シホン シュギ ケイザイ ノ ミライ
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注記
参考文献: pxi-xxv
内容説明・目次
内容説明
資本主義は自由と民主主義を守り、人々の生活をもっとも豊かにできるシステムである。だがそれは、さまざまな問題がつきまとうシステムである。物価の安定、完全雇用、資源配分の効率性、市場の失敗、所得と富の格差、バブルの発生と崩壊、グローバリズムの影響、景気変動や金融恐慌・大不況への対応、国家財政のあり方、等々。本書では、こうした諸問題について、歴史を紐解きながら徹底検証し、問題の本質がどこにあるのかを捉え、改善策を検討し、来たるべき資本主義経済の未来を展望する。
目次
- 資本主義の未来へ向けて
- 資本主義経済における自由と格差—自由と格差および効率性
- 「格差」縮小は生産性を低下させるか—効率性と平等の二律背反問題
- 格差の決定要因と格差の実態および改善策
- 世界金融恐慌をもたらした資本主義経済の不安定性—ケインズとフリードマンの資本主義経済観
- バブルと資本主義の不安定性—バブルの発生とその崩壊による不況
- リーマン・ショック後の欧米の経済政策と世界的な取り組み
- リーマン・ショック後の日本の対応は適切だったか
- 貨幣と物価および雇用
- インフレーション・ターゲティングとその成果
- 財政政策の効果と財政の持続可能性および国債の負担
- 通貨制度と通貨・政府債務危機
- 資本主義の未来を築くために
「BOOKデータベース」 より