こんなにも面白い日本の古典
著者
書誌事項
こんなにも面白い日本の古典
(角川文庫, 14589)
KADOKAWA, 2007.2
- タイトル別名
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心にひびく日本の古典
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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コンナニモ オモシロイ ニホン ノ コテン
並立書誌 全1件
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こんなにも面白い日本の古典 / 山口博 [著]
BA81371716
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こんなにも面白い日本の古典 / 山口博 [著]
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注記
記述は8版 (2019.6) による
新潮社発行「心にひびく日本の古典」(2002年刊) を加筆訂正, 増補したもの
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫」の表記あり
内容説明・目次
内容説明
『万葉集』は単身赴任の悩みや貧苦までを詠み込んだ生活のアンソロジー、『宇津保物語』は王朝のアラビアンナイト、老人介護を描くのは『大和物語』。『竹取物語』はシルクロードへの憧れをたっぷりと含み、『源氏物語』に描かれる華麗な六条院は老人ホーム。『栄花物語』には経済力のない女性の晩年救済策が、『池亭記』には地上げが描かれている。人間はいつの世も変わらないものだから、生活も価値観も違う昔の人が書いたものがこんなにも面白い。
目次
- 万葉集—生活のアンソロジー
- 竹取物語—ガンダーラの秘宝
- 宇津保物語—王朝アラビアンナイト
- 大和物語—老人介護地獄
- 源氏物語—姦通そして老人ホーム
- 枕草子—虚構の家
- 池亭記—平安土地白書
- 栄花物語—王朝ホスピス
- 今昔物語集—女の魔性
- 小倉百人一首—和歌は世につれ
- 撰集抄—アンドロイド閣僚
- 宇治拾遺物語—知恵者の恋
- 能—戦いは悪業
- 奥の細道—覗機関奥之細道
- 好色一代男—雪江戸廓夜話
- 懐硯—帰ってきた夫
- 浮世風呂—教育ママにゆとりのパパ
「BOOKデータベース」 より