カルピスをつくった男三島海雲

書誌事項

カルピスをつくった男三島海雲

山川徹著

(小学館文庫, [や31-1])

小学館, 2022.1

タイトル別名

三島海雲 : カルピスをつくった男

タイトル読み

カルピス オ ツクッタ オトコ ミシマ カイウン

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注記

2018年刊の改稿

年表: p376-377、参考文献: p378-381

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

カルピスは、「初恋の味」として知られる国民飲料だ。ルーツはモンゴル高原で遊牧民に食されていた乳製品。約百年前に三島海雲によって発見された。僧侶にして日本語教師、さらには清朝滅亡で混乱下の大陸を駆け抜けた行商人だ。日本初の乳酸菌飲料を生み出し、健康ブームを起こした。没後半世紀近く経ち、三島の名は忘れ去られた。会社も変わった。だが、カルピスは今も飲まれ続ける。「国利民福」を唱え、会社の利益よりも国民の健康と幸せを願った三島からすれば、本望かもしれない。モンゴルまで訪ね、規格外の経営者の生涯に迫った人物評伝。

目次

  • 序章 カルピスが生まれた七月七日に
  • 第1章 国家の運命とともに
  • 第2章 草原の国へ
  • 第3章 戦争と初恋
  • 第4章 最期の仕事
  • 終章 一〇〇年後へ

「BOOKデータベース」 より

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