脳とAI : 言語と思考へのアプローチ
著者
書誌事項
脳とAI : 言語と思考へのアプローチ
(中公選書, 125)
中央公論新社, 2022.1
- タイトル読み
-
ノウ ト AI : ゲンゴ ト シコウ エノ アプローチ
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注記
そのほかの著者: 辻子美保子, 鶴岡慶雅, 羽生善治, 福井直樹
チョムスキーの文献, チョムスキー以外の文献: p215
収録内容
- 脳から見た問題解決のメカニズム / 酒井邦嘉 [著]
- 数理工学の方法論 / 合原一幸 [著]
- 次の一手を決めるプロセス / 羽生善治 [著]
- 脳とAI / 酒井邦嘉, 合原一幸, 羽生善治 [述]
- AIは人間の脳を超えられるか / 酒井邦嘉, 辻子美保子, 鶴岡慶雅 [ほか述]
- チョムスキーと脳科学 / 福井直樹, 酒井邦嘉 [述]
内容説明・目次
内容説明
近年、脳科学と人工知能(AI)は多くの関心を集めているが、誤解も少なくない。「AIは人間の脳を超えられるか(シンギュラリティは来るのか)」、「脳とAIはどこが似ていて何が違うのか」、「人間の言語と思考の本質とは何か」。そうした根源的な問いに答えるには、学問的な背景と現在地、そして未来像を的確におさえる必要がある。脳科学・工学・言語学、そして将棋のエキスパートたちが、対話を通して読者を知的冒険の最先端に誘う。
目次
- 第1章 脳とAI(脳から見た問題解決のメカニズム;数理工学の方法論;次の一手を決めるプロセス ほか)
- 第2章 AIは人間の脳を超えられるか—座談会 酒井邦嘉/辻子美保子/鶴岡慶雅/福井直樹(これまでのAIブーム;自己組織化する脳とコンピュータの進歩;生成文法とAI ほか)
- 第3章 チョムスキーと脳科学—対談 福井直樹/酒井邦嘉(神経科学と言語学の接点 チョムスキーの生い立ちと人となり;チョムスキーと物理学 生成文法理論の誕生前夜;構造主義との決別 『統辞構造論』の思想的背景 ほか)
「BOOKデータベース」 より