玄奘三蔵 : 新たなる玄奘像をもとめて
著者
書誌事項
玄奘三蔵 : 新たなる玄奘像をもとめて
勉誠社 , 勉誠出版 (発売), 2021.12
- タイトル別名
-
Xuanzang Sanzang
玄奘三蔵 : 新たなる玄奘像をもとめて
- タイトル読み
-
ゲンジョウ サンゾウ : アラタ ナル ゲンジョウ ゾウ オ モトメテ
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注記
文献: 章末
収録内容
- 『西域記』『慈恩伝』読後 / 桑山正進著
- 旅する玄奘の思想的変遷 / 佐久間秀範著
- 玄奘の求法と伝法 / 吉村誠著
- 玄奘系唯識宗の異派 / 橘川智昭著
- 玄奘が学んだ仏教知識論〈因明〉 / 師茂樹著
- 玄奘門弟道昭和尚に関する文献上の一考察 / ステフェン・デル著
- 日本における玄奘の門下生に見る修行道 / 蓑輪顕量著
- 玄奘訳『般若心経』の特徴 / 阿部龍一著
- 玄奘の仏像請来の事績二件 / 肥田路美著
- 敦煌文献から見た玄奘三蔵 / 荒見泰史著
- 日本密教文献にみる『深沙神王記』論考 / 李銘敬著
- 慈恩大師基をめぐる唱導 / 本井牧子著
- 『玄奘三蔵絵』と中世南都の仏教世界観 / 谷口耕生著
- 『玄奘三蔵絵』の成立 / 落合博志著
- 聖なる絵巻をつくる / レイチェル・サンダーズ著 ; エリック・ハルキ・スワンソン訳
- 『玄奘三蔵絵』の構造と構想 / 近本謙介著
内容説明・目次
内容説明
七世紀、遠くインドへ旅に赴き、多数の仏典・仏像を将来、仏典の漢訳により東アジアにおける仏教の基盤を作り上げた仏者、玄奘三蔵。その求法の道行はいかなるものであったのか。そして、その思想はどのように形成され、伝えられていったのか。言説・絵画作品などで玄奘はどのように語られ、描かれているのか。実像と伝承上の姿を対照することで浮かび上がる、新たな玄奘像とはどのようなものなのか。仏教学・文学・美術など多角的な視点から玄奘の、そして、玄奘にまつわる思想・言説・図像を読み解く画期的論集。
目次
- 第1部 玄奘の足跡と思想(『西域記』『慈恩伝』読後;旅する玄奘の思想的変遷;玄奘の求法と伝法—唯識思想を中心に;玄奘系唯識宗の異派—円測思想考;玄奘が学んだ仏教知識論(因明) ほか)
- 第2部 玄奘をめぐる言説・図像(玄奘訳『般若心経』の特徴—中世の神祇信仰を糸口として;玄奘の仏像請来の事績二件;敦煌文献から見た玄奘三蔵;日本密教文献にみる『深沙神王記』論考;慈恩大師基をめぐる唱導—東大寺図書館蔵『如意鈔』を中心に ほか)
「BOOKデータベース」 より