9つの人生 : 現代インドの聖なるものを求めて
著者
書誌事項
9つの人生 : 現代インドの聖なるものを求めて
(集英社新書, ノンフィクション ; 1100N)
集英社, 2022.1
- タイトル別名
-
Nine lives : in search of the sacred in modern India
集英社新書ノンフィクション
9つの人生 : 現代インドの聖なるものを求めて
- タイトル読み
-
9ツ ノ ジンセイ : ゲンダイ インド ノ セイナル モノ オ モトメテ
大学図書館所蔵 件 / 全62件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p442-445
内容説明・目次
内容説明
急速な経済発展を遂げ変化し続ける現代インド。その村々で伝統や信仰を受け継ぐ人々を取材した、紀行・歴史文学の名手による、一九か国で翻訳出版されたノンフィクションの傑作。死への断食に臨むジャイナ教尼僧。祭りの間、最下層の人間が神になる憑依芸能。神に捧げられ娼婦となった女たちを守護する女神信仰。叙事詩を伝承する沙漠の歌い手。スーフィーの聖者廟に身を寄せる女性。かつてダライ・ラマ一四世の警護をつとめ、亡命し兵士として人を殺めたことを懴悔するチベット仏教の老僧。約七〇〇年もの伝統を汲む職人による官能的神像の世界観。女神信仰のもと、しゃれこうべを重用するタントラ行者。そして吟遊行者バウルとなった人々の遊行の半生—。現代文明と精神文化の間に息づく、かけがえのない物語。
目次
- 第1章 尼僧の話
- 第2章 カンヌールの踊り手
- 第3章 エッランマの娘たち
- 第4章 叙事詩の歌い手
- 第5章 赤い妖精
- 第6章 僧侶の話
- 第7章 神像の作り手
- 第8章 黄昏の君
- 第9章 盲目の吟遊行者のうた
「BOOKデータベース」 より