Bibliographic Information

哲学で抵抗する

高桑和巳著

(集英社新書, 1101C)

集英社, 2022.1

Title Transcription

テツガク デ テイコウ スル

Note

主要参考資料一覧: p213-216

Description and Table of Contents

Description

哲学は一部の知的エリートに独占されている高邁な営みでも、心の悩みを解決してくれるものでもない。では哲学とは何か。それは「概念を云々することで世界の認識を更新する知的な抵抗である」。本書では、漁民の反抗、奴隷戦争、先住民の闘争、啓蒙主義、反戦、公民権運動など、いずれも明瞭な抵抗のイメージをともなうものを「哲学」の例として挙げる。あらゆる哲学は「抵抗」だ。何を見ても哲学が見える、哲学に見える—。世界のちょっと変わった見えかたや哲学する心を誘う、異色の入門書。

Table of Contents

  • はじめに(哲学のイメージを前にひるまない;すべてが哲学に見えてくる経験 ほか)
  • 第1章 哲学を定義する(哲学の定義;概念—一貫性のある単語・表現 ほか)
  • 第2章 隷従者の抵抗(『揺れる大地』と『スパルタカス』;『揺れる大地』 ほか)
  • 第3章 主食(萱野茂;茂少年の経験 ほか)
  • 第4章 運命論への抵抗(『カンディード』と『スローターハウス5』;啓蒙思想家ヴォルテール ほか)
  • 第5章 いまがその時間(キングとヴォネガット;公民権運動の始まり ほか)

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Details
  • NCID
    BC12116860
  • ISBN
    • 9784087212013
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    216p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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