客家 : エスニシティーの形成とその変遷

書誌事項

客家 : エスニシティーの形成とその変遷

瀬川昌久著

風響社, 2021.12

タイトル読み

ハッカ : エスニシティー ノ ケイセイ ト ソノ ヘンセン

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注記

引用文献:p263-272

索引:p275-278

内容説明・目次

内容説明

多様な民族的出自によって織りなされる華南文化のモザイク。清末以後、顕著となる客家知識人による自文化への言及は、民衆や海外との呼応・共振によって、やがて鮮明な自画像・他者像を生み出した。そしてそれは21世紀の今日、新たな展開を見せつつある。「エスニシティー現象」という人類史の普遍的課題への細密な考究。

目次

  • 第1章 宗族、械闘、海外移住—清末珠江デルタ西部地域における「客」と「土」
  • 第2章 円型土楼—福建省南西部地域における家屋建築と客家
  • 第3章 客家語—言語からみた客家のエスニック・バウンダリーについての再考
  • 第4章 「客」概念と「客家」—海南島〓州・臨高地区におけるエスニシティーの重層構造
  • 第5章 客家アイデンティティーの形成—近現代「客家系著名人」に関する再考から
  • 第6章 客家のイメージ形成—中国、台湾、日本の学術書ならびに一般書にみるその過程
  • 第7章 客家エスニシティーの動態と文化資源
  • 第8章 客家論の人類学

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC12258082
  • ISBN
    • 9784894893139
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    278p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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