能楽の源流を東アジアに問う : 多田富雄『望恨歌』から世阿弥以前へ
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書誌事項
能楽の源流を東アジアに問う : 多田富雄『望恨歌』から世阿弥以前へ
風響社, 2021.12
- タイトル別名
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能楽の源流を東アジアに問う : 多田富雄望恨歌から世阿弥以前へ
- タイトル読み
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ノウガク ノ ゲンリュウ オ ヒガシアジア ニ トウ : タダ トミオ『マンハンガ』カラ ゼアミ イゼン エ
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注記
東アジア芸能史略年表: p288-292
内容説明・目次
内容説明
「恨」と「幽玄」の軌跡が交わる時。韓国の老農婦の悲痛な姿から『望恨歌』は書かれた。夫は「強制連行」により九州の炭鉱へ、そして果てたという。この演目を歴史・民俗・文学・演者の立場から考察、「能」への新たな視点を探る。
目次
- 1 「能」の形成と渡来民の芸能—聖徳太子信仰と観阿弥・世阿弥
- 2 中国・朝鮮・日本の仮面舞の連鎖—世阿弥まで
- 3 『望恨歌』と百済歌謡「井邑詞」
- 4 強制連行に向きあった市民と『望恨歌』
- 5 望恨歌・井邑詞・砧
- 6 農楽と能楽—国立能楽堂における二〇二〇年交流公演の記録
- 『望恨歌』
「BOOKデータベース」 より