黄金の刻 : 小説服部金太郎
著者
書誌事項
黄金の刻 : 小説服部金太郎
集英社, 2021.11
- タイトル別名
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黄金の刻 (とき) : 小説服部金太郎
- タイトル読み
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オウゴン ノ トキ : ショウセツ ハットリ キンタロウ
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注記
主要参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
「会社は、経営者が金儲けをするためにあるのではありません。従業員を幸せにするために、ひいては幸せな社会をつくるためにあるんです」明治七年。十五歳の服部金太郎は、成長著しい東京の洋品問屋「辻屋」の丁稚として働いていた。主人の粂吉は、金太郎の商人としての資質を高く評価し、ゆくゆくは妹の浪子と結婚させ、金太郎を辻屋に迎え入れようと考えている。だがそんな思いとは裏腹に、金太郎は、高価ゆえに持つ人の限られていた「時計」に目をつける。鉄道網の発達により、今後「正確な時間」を知ることの重要性が高まると見抜いていたのだ。いずれは時計商になりたいという熱い想いを粂吉に伝えるが—。経済小説の名手が贈る世界的時計メーカー「セイコー」創業者服部金太郎の一代記。
「BOOKデータベース」 より