日本の戦死塚 : 首塚・胴塚・千人塚

書誌事項

日本の戦死塚 : 首塚・胴塚・千人塚

室井康成 [著]

(角川文庫, 23018)

KADOKAWA, 2022.1

増補版

タイトル別名

首塚・胴塚・千人塚 : 日本人は敗者とどう向きあってきたのか

角川ソフィア文庫

日本の戦死塚 : 首塚胴塚千人塚

タイトル読み

ニッポン ノ センシズカ : クビズカ ドウズカ センニンズカ

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注記

洋泉社2015年刊の加筆・修正、増補、改題したもの

参考文献一覧: p320-332

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 I-163-1」の表示あり

内容説明・目次

内容説明

合戦、自決、処刑による亡骸を埋葬したと伝えられている戦死塚。ときに死者の霊力を崇敬し、ときに怪異や怨霊の源として畏怖する塚伝承には、「敗者」の声なき声を記憶にとどめようとする日本人の心意が刻みこまれている。各地に残る平将門の首塚と胴塚。元寇、戦国の合戦、幕末維新の無数の死者たちの千人塚。敵と味方の死を冷酷に峻別した戊辰戦争—。大幅増補によって全国1686例の戦死塚一覧、現地写真125点を収録した決定版。

目次

  • 序章 「首塚」は、いかに語られてきたか
  • 第1章 「大化の改新」と蘇我入鹿の首塚
  • 第2章 「壬申の乱」をめぐる塚
  • 第3章 平将門の首塚・胴塚
  • 第4章 「一ノ谷の戦い」の敗者と勝者
  • 第5章 楠木正成・新田義貞の結末
  • 第6章 「関ヶ原の戦い」の敗者たち
  • 第7章 「近代」への産みの苦しみ
  • 終章 「客死」という悲劇
  • 補章 彼我の分明—戦死者埋葬譚の「近代」

「BOOKデータベース」 より

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