近代日本の地方行政と郡制

書誌事項

近代日本の地方行政と郡制

谷口裕信著

吉川弘文館, 2022.2

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ チホウ ギョウセイ ト グンセイ

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注記

学位請求論文 (東京大学, 2005年提出) を全体的に加筆修正したもの

収録内容
  • 地方編制における郡の位置
  • 明治十年代の郡をめぐる地方制度改革構想
  • 明治中後期における郡制廃止論の形成
  • 郡制「安定期」の郡改革
  • 郡公報の刊行と郡役所
  • 郡制廃止法の成立と郡事業
  • 郡役所廃止の決定過程
  • 郡の改編とその行方
内容説明・目次

内容説明

明治・大正期に行政・自治機構として設置され、戦前のうちに唯一廃止された地方制度の単位・郡。成立から改廃に至る経過には、いかなる要因や思惑が存在したのか。内務省・政党の議論や各地の郡制機能の実態を、郡長の位置付け、財源問題、郡道の設置状況、郡役所廃止決定過程などから分析。地域における郡の意義をとらえ、地方行政の変容に迫る。

目次

  • 序章 地方編制における郡の位置
  • 第1章 明治十年代の郡をめぐる地方制度改革構想
  • 第2章 明治中後期における郡制廃止論の形成
  • 第3章 郡制「安定期」の郡改革
  • 補章 郡公報の刊行と郡役所—三重県度会郡公報を事例として
  • 第4章 郡制廃止法の成立と郡事業
  • 第5章 郡役所廃止の決定過程
  • 終章 郡の改編とその行方

「BOOKデータベース」 より

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