人面瘡探偵
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人面瘡探偵
(小学館文庫, [な33-2])
小学館, 2022.2
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ジンメンソウ タンテイ
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Note
2019年刊の加筆改稿
Contents of Works
- むかしむかし
- 最初のタヌキは焼け死んで
- 二番目のタヌキは首を吊り
- 三番目のタヌキは流されて
- どっとはらい
Description and Table of Contents
Description
相続鑑定士・三津木六兵の肩には人面瘡が寄生している。頭脳明晰な彼を六兵は「ジンさん」と呼び、頼れる友人としていた。ある日、六兵は信州の山林王、本城家の財産分割協議に向かう。相続人は尊大な態度の武一郎、享楽主義者の孝次、本城家の良心・悦三、離婚し息子と共に戻ってきた沙夜子の四人。家父長制が残る家で協議はなかなか進まない。ある晩、蔵が火事に遭い、武一郎夫婦の死体が見つかる。さらに孝次は水車小屋で不可解な死を遂げ…。ジンさんは言う。「俺の趣味にぴったりだ。好きなんだよ、こういう横溝的展開」骨肉の遺産争いに隠された真相とは!?
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