現代インドネシアのイスラーム復興 : 都市と村落における宗教文化の混成性
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現代インドネシアのイスラーム復興 : 都市と村落における宗教文化の混成性
弘文堂, 2022.2
- タイトル読み
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ゲンダイ インドネシア ノ イスラーム フッコウ : トシ ト ソンラク ニオケル シュウキョウ ブンカ ノ コンセイセイ
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注記
2018年度に首都大学東京に提出した博士学位論文「イスラーム復興の混成性 : インドネシアの都市と村落における「流動性」と「恒常性」の位相」に加筆・修正を加えたもの
参照文献: 巻末pvii-xiv
収録内容
- イスラーム復興をめぐって
- 近代化とイスラーム化における混成性
- 敬虔と威信
- 宗教性と世俗性の相克
- 混成性:恒常性と流動性の両立と相克
- 憑依儀礼にみる信仰の多声性
- 憑依現象と除霊儀礼
- 混成性から紐解くイスラーム復興と生活世界
- 〈構造〉と「媒介」からみる宗教文化
内容説明・目次
内容説明
世界最大2億3000万人のムスリムが暮らすインドネシア。世界的に興隆するイスラーム復興がこの国でも起きている。しかし、必ずしも「過激化」や「原理主義化」を意味しない。その動態を「構造主義」と「混成性」をキーワードに生活世界の日常性から紐解く。
目次
- イスラーム復興をめぐって
- 第1部 都市におけるイスラーム復興の諸相と混成性(近代化とイスラーム化における混成性—世俗的説教師の人気現象;敬虔と威信—小巡礼(ウムラ)をめぐる両義性と媒介性;宗教性と世俗性の相克—お洒落なヴェールと批判的言説)
- 第2部 村落から考える混成性とイスラーム復興の実相(憑依儀礼にみる信仰の多声性—クダ・ルンピンの活発化;憑依現象と除霊儀礼—ルキヤというイスラームの救い;混成性から紐解くイスラーム復興と生活世界)
- 補論 “構造”と「媒介」からみる宗教文化
「BOOKデータベース」 より