中朝国境都市・丹東を読む : 私は今日も国境を築いては崩す
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書誌事項
中朝国境都市・丹東を読む : 私は今日も国境を築いては崩す
緑風出版, 2022.2
- タイトル別名
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나는 오늘도 국경을 만들고 허문다
中朝国境都市丹東を読む : 私は今日も国境を築いては崩す
- タイトル読み
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チュウチョウ コッキョウ トシ タントウ オ ヨム : ワタクシ ワ キョウ モ コッキョウ オ キズイテワ クズス
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注記
参考文献: p225-234
内容説明・目次
内容説明
中朝国境の大河・鴨緑江を挟んで北朝鮮・新義州と向かい合う中国・丹東。この2つの都市は、世界に広まったその断絶のイメージとは異なり、国境を挟んだ多彩で活発な交流によって、互いを支え合う国境都市だ。それは脱北者たちの脱出ルート、あるいは北朝鮮の鏡とは異なる姿といえる。そこで北朝鮮人・北朝鮮華僑・中国朝鮮族・韓国人の4集団および中国人たちは活発に貿易し、交流を繰り広げる。こうした暮らしぶりを丹東の人びとは「鴨緑江には国境がない」と表現する。韓国の気鋭の人類学者が中朝国境都市・丹東に赴いて彼らのあいだで暮らしつつ、こと細かに観察してしたためた迫真のルポルタージュ。
目次
- 第1章 人類学者、国境都市・丹東を読む
- 第2章 現場のなかへ
- 第3章 四集団のはなし—北朝鮮人・北朝鮮華僑・朝鮮族・韓国人
- 第4章 丹東、三カ国貿易の中心地
- 第5章 中朝国境のふたつのコード、境界あるいは共有
- 第6章 四集団、コリア語を共有する—国民・民族アイデンティティの地形図
- 第7章 丹東、三カ国の過去・現在・未来
「BOOKデータベース」 より