生殖技術と親になること : 不妊治療と出生前検査がもたらす葛藤

書誌事項

生殖技術と親になること : 不妊治療と出生前検査がもたらす葛藤

柘植あづみ [著]

みすず書房, 2022.2

タイトル別名

生殖技術と親になること : 不妊治療と出生前検査がもたらす葛藤

生殖技術と親になること : 不妊治療と出生前検査がもたらす葛藤

生殖技術と親になること : 不妊治療と出生前検査がもたらす葛藤

タイトル読み

セイショク ギジュツ ト オヤ ニ ナル コト : フニン チリョウ ト シュッショウ マエ ケンサ ガ モタラス カットウ

注記

引用・参考文献: 巻末p4-17

内容説明・目次

内容説明

日本では少子化対策という位置づけで、生殖補助医療の保険適用が実施される予定である。だが、生まれた子どもの「出自を知る権利」、精子・卵子・胚バンクの運営や情報管理、代理出産の法的位置づけなどはいまだ定まっていない。ますます進展する生殖技術と、技術を望む人の気持ち、その背景にある価値観、医療、法律、政治、そして社会とのかかわりとは。生殖補助医療と出生前検査をめぐるさまざまな葛藤を照らし出し、全体像を描く。

目次

  • 序章 生殖技術の進歩は社会に何をもたらしたか
  • 第1章 生殖補助技術をめぐる政治—法制化は誰のためなのか
  • 第2章 精子提供・卵子提供による生殖補助技術—「新しい家族」の課題
  • 第3章 精子・卵子・胚バンクについて—延長する身体
  • 第4章 卵子提供で子どもをもつ理由—ささやかな欲望と選択
  • 第5章 新型出生前検査(NIPT)と女性の選択・責任—「いのちの選別」か
  • 第6章 新型出生前検査が可視化する日本社会の課題—中絶をめぐって
  • 第7章 出生前検査の市場化—その歴史と問題
  • 第8章 子宮移植の臨床研究開始を前に—技術と倫理のはざまで
  • 終章 生殖技術を使って親になることを推奨する社会について

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ