心理老年学と臨床死生学 : 心理学の視点から考える老いと死

書誌事項

心理老年学と臨床死生学 : 心理学の視点から考える老いと死

佐藤眞一編著

ミネルヴァ書房, 2022.2

タイトル読み

シンリ ロウネンガク ト リンショウ シセイガク : シンリガク ノ シテン カラ カンガエル オイ ト シ

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注記

引用文献: 各章末

収録内容

  • 老年期の社会的側面に関する心理学の成果とは? / 中原純著
  • 高齢者の孤立・孤独はどのような問題につながるのか? / 豊島彩著
  • 次世代を助けようとする高齢者の心理的背景には何があるのか? / 田渕恵著
  • 老いの先にある幸福とは? / 中川威著
  • 老いにより培われるものはあるか? / 春日彩花著
  • 老年期の個人的側面に関する心理学の成果とは? / 権藤恭之著
  • 職業は人生後半期の個人にどのように影響するのか? / 石岡良子著
  • 若者と高齢者の認知機能にはどのような違いがあるのか? / 上野大介著
  • 百歳長寿者は他の高齢者と何が違うのか? / 稲垣宏樹著
  • 認知症の医療と介護に心理学が必要な理由とは? / 鈴木則夫著
  • 認知症ケアに欠けていること,必要なことは何か? / 大庭輝著
  • 死と死別に関する心理学の成果とは? / 平井啓著
  • 幼い子どもは死を理解しているのであろうか? / 辻本耐著
  • がん患者が求めているものとは? / 松井智子著
  • 患者の何が守られなければならないのか? / 竹村節子著
  • 大切な人の死といかに向き合い,そして生きるのか? / 中里和弘著

内容説明・目次

内容説明

誰もが経験する老いと死。人生の終焉へと向かう中に、人は何を見出せるのか。極めて実際的な問題でありつつも、学術的な研究に触れる機会は少ないだろう。本書では、老年学と死生学の分野を牽引してきた編者と、第一線の研究者である著者たちが、心理学的視座からの研究成果を提示していく。団塊の世代が70代になり超高齢化社会に突入している日本において、未来に活かせる知見を提供する書といえるだろう。

目次

  • 第1部 高齢者の孤独と幸福—心理老年学1:社会的側面(老年期の社会的側面に関する心理学の成果とは?—社会的側面:総論;高齢者の孤立・孤独はどのような問題につながるのか?—高齢期の孤独感;次世代を助けようとする高齢者の心理的背景には何があるのか?—世代性と次世代への利他的行動;老いの先にある幸福とは?—高齢期「生きたい」という心理;老いにより培われるものはあるか?—智恵の発達)
  • 第2部 高齢者の認知機能と認知症—心理老年学2:個人的側面(老年期の個人的側面に関する心理学の成果とは?—個人的側面:総論;職業は人生後半期の個人にどのように影響するのか?—職業経験の複雑性による高齢期の認知機能への影響;若者と高齢者の認知機能にはどのような違いがあるのか?—高齢期の認知機能の特徴;百歳長寿者は他の高齢者と何が違うのか?—百寿者の認知機能;認知症の医療と介護に心理学が必要な理由とは?—認知症の神経心理学;認知症ケアに欠けていること、必要なことは何か?—認知症の福祉心理学)
  • 第3部 死と死別—臨床死生学(死と死別に関する心理学の成果とは?—臨床死生学総論;幼い子どもは死を理解しているのであろうか?—幼児期における死の理解;がん患者が求めているものとは?—がん患者への支援;患者の何が守られなければならないのか?—患者の権利擁護;大切な人の死といかに向き合い、そして生きるのか?—遺族の悲嘆とその心理)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC12657601
  • ISBN
    • 9784623093212
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xiii, 300p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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