強制移住と怒りの民族誌 : バナバ人の歴史記憶・政治闘争・エスニシティ Anger, memory, and politics of ethnicity : history of forced relocation of Banabans in Fiji
著者
書誌事項
強制移住と怒りの民族誌 : バナバ人の歴史記憶・政治闘争・エスニシティ = Anger, memory, and politics of ethnicity : history of forced relocation of Banabans in Fiji
明石書店, 2022.1
- タイトル別名
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強制移住と怒りの民族誌 : バナバ人の歴史記憶政治闘争エスニシティ
- タイトル読み
-
キョウセイ イジュウ ト イカリ ノ ミンゾクシ : バナバジン ノ レキシ キオク・セイジ トウソウ・エスニシティ
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注記
参照文献: p405-414
索引: p415-420
収録内容
- 感情と人類学
- 歴史叙述と物語の効力について
- 燐鉱石採掘への抵抗と敗北
- 脱植民地化過程におけるバナバ人の生成
- 歴史記憶と感情の表出
- 怒りの集合的表出
- 歴史歌劇と共感の効力
- 二つの故郷の同一化
- ランビ島の困窮化
- キリスト教の集会活動と「ランビ島民化」
- 都市居住バナバ人の自己認識
- 都市の知識人による「純粋なバナバ人」の抽象的構築
- 歴史記憶の持続と怒りの衰微
内容説明・目次
目次
- 感情と人類学
- 第1部 バナバ人の数奇な歴史経験(燐鉱石採掘への抵抗と敗北—近代世界による包摂とバナバ人の認識論;脱植民地化過程におけるバナバ人の生成—太平洋戦争・強制移住・法廷闘争)
- 第2部 集合的感情と歴史記憶(怒りの集合的表出—強制移住の歴史記憶とエスニシティ;歴史歌劇と共感の効力—自己と他者の接合/分断;二つの故郷の同一化—集合的記憶の操作による先住性の領有)
- 第3部 ランビ島における日常生活と都市への再移住(キリスト教の集会活動と「ランビ島民化」;都市居住バナバ人の自己認識—認知論的視点からみたエスニシティ;都市の知識人による「純粋なバナバ人」の抽象的構築)
- 歴史記憶の持続と怒りの衰微
「BOOKデータベース」 より