再帰性と偶然性
著者
書誌事項
再帰性と偶然性
青土社, 2022.2
- タイトル別名
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Recursivity and contingency
- タイトル読み
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サイキセイ ト グウゼンセイ
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注記
原著(London : Rowman & Littlefield International, 2019)の全訳
JSPS科研費JP20K12553の助成を受けたもの
参考文献: 巻末p10-26
内容説明・目次
内容説明
フィードバックシステムをそなえ限りなく有機体に接近した機械に取り込まれて、私たちはいやおうなくシンギュラリティに推し進められていく。果たしてそのような未来は一直線の道路なのか?それとも潜在的な可能性を含んだ豊穣な分岐たりうるのか?後者に賭けるために、偶然性を呑み込んで必然性と化す機械の中に飛び込み、そこから再び偶然性を奪還しようとする。それは唯一のシステムという幻想を粉砕し、宇宙と技術の多元性に向かう可能性が秘められているからだ。21世紀の思想史に名を刻むであろう哲学者の思想が凝縮された待望の邦訳。
目次
- 序 サイケデリックな生成
- 第1章 自然と再帰性
- 第2章 論理と偶然性
- 第3章 組織化された無機的なもの
- 第4章 組織化する無機的なもの
- 第5章 非人間のなごり
「BOOKデータベース」 より