高田歌舞伎を継いだ女役者 : 大津波をまぬがれた資料から
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書誌事項
高田歌舞伎を継いだ女役者 : 大津波をまぬがれた資料から
はる書房, 2022.1
- タイトル読み
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タカタ カブキ オ ツイダ オンナ ヤクシャ : オオツナミ オ マヌガレタ シリョウ カラ
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注記
参考文献・資料: p223-226
『高田歌舞伎を継いだ女役者』略年表: p228-237
内容説明・目次
内容説明
地芝居のまちに生まれた少女・佐々木トキワは旅の一座を追い、家出を繰り返す。やがてプロの歌舞伎役者・浅尾左朝次となり、故郷に錦を飾る。名古屋空襲で夫を失い、一人息子と帰郷。四十で高田歌舞伎の座長となり、終生その舞台に立ち続けた。明治・大正・昭和を生き抜いた左朝次の波乱の人生とゆかりの女歌舞伎役者たち、途絶えた気仙歌舞伎の歴史、そして東日本大震災。いまこれらがひとつの物語になる。
目次
- はじめに—大津波をまぬがれた資料から
- 第1章 歌舞伎に生涯を捧げた浅尾左朝次(トキワから浅尾左朝次へ;故郷に錦を飾るまで;結婚・出産と引退、そして激動の日々 ほか)
- 第2章 左朝次ゆかりの女歌舞伎役者たち(綺羅星の如く、明治・大正期の名優;何度禁止されてもなくならなかった歌舞伎;明治に“蘇った”女歌舞伎)
- 第3章 左朝次を育んだ気仙の地芝居(江戸時代—庶民の楽しみとしての芝居;明治から戦前期—地芝居の黄金時代;高田女歌舞伎、そして気仙歌舞伎の終焉 ほか)
「BOOKデータベース」 より