「それから」の大阪
著者
書誌事項
「それから」の大阪
(集英社新書, 1103B)
集英社, 2022.2
- タイトル別名
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それからの大阪
- タイトル読み
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「ソレカラ」ノ オオサカ
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内容説明・目次
内容説明
大阪は「密」だからこそ魅力的だった。そんな大阪の町はこれから変わってしまうのか、それとも、変わらないのか—。著者は「コロナ後」の大阪を歩き、人に会う。万博開催予定地、四〇年の営業に幕を下ろす立ち飲み店、閑散とした道頓堀界隈、自粛要請に振り回される屋台店主、ベトナムに帰れず大阪で一年以上を過ごすアーティスト、町を練り歩くちんどん行列、新世代の大衆酒場、三六五日朝六時から営業する銭湯、ド派手な巨大看板をつくる工芸店…非常時を逞しく、しなやかに生きる町と人の貴重な記録。
目次
- 天満あたりから歩き始める
- 万博開催予定地の「夢洲」をあちこちから眺める
- 大阪の異界「石切さん」は“西の巣鴨”か
- 西九条の立ち飲み「こばやし」最後の日々
- コロナ禍の道頓堀界隈を歩く
- 屋台も人も消えた、今宮戎神社の「十日戎」
- 夢の跡地「花博記念公園」の今
- 船場の昔と「船場センタービル」
- 中止と再開を繰り返す四天王寺の縁日
- ベトナムに帰れぬ日々を過ごすアーティスト
- 緊急事態宣言明けの西成をゆく、ちんどん行列
- “自分たち世代の大衆酒場”を追及する「大衆食堂スタンドそのだ」
- 朝6時から365日営業し続ける銭湯「ユートピア白玉温泉」の今
- 道頓堀を立体看板でド派手に彩る「ポップ工芸」
- おわりに—「それから」の大阪の「それから」
「BOOKデータベース」 より