倭の原像 : 東北アジアの航海交易勢力として : 交易による技術文明と統治体制の形成

著者

    • 平井, 進 ヒライ, ススム

書誌事項

倭の原像 : 東北アジアの航海交易勢力として : 交易による技術文明と統治体制の形成

平井進著

幻冬舎メディアコンサルティング, 2022.2 , 幻冬舎(発売)

タイトル読み

ワ ノ ゲンゾウ : トウホク アジア ノ コウカイ コウエキ セイリョク ト シテ : コウエキ ニ ヨル ギジュツ ブンメイ ト トウチ タイセイ ノ ケイセイ

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内容説明・目次

内容説明

もし、そこが日本列島ではなかったとしたら—。天の香具山から海原を望み、淡海(近江)の沖で鯨を獲る…『万葉集』には大海の情景を詠んだ謎の歌が存在する。かつて「倭」は大陸にあったのか?史書、和歌、神話の中に断片的に残る痕跡をもとに、古代の地理世界と王権をめぐる大胆仮説を検証する!

目次

  • 第1章 『日本書紀』の構造(『日本書紀』の構造—記述対象とする体制の基本の書き換え;『日本書紀』—政権が公式に作成した偽史 ほか)
  • 第2章 渤海西北沿岸にあった倭(地名と伝承の移動;鯨が見える外洋の島にあった倭 ほか)
  • 第3章 古代神話の舞台と任那(古代神話の舞台—渤海西北沿岸;楽浪郡の邪頭昧県—倭王権のやつめ城 ほか)
  • 第4章 唐との戦いと新政権(唐との戦い—倭の朝廷の位置;唐による倭の統治組織であった新政権—『日本書紀』造作の理由)

「BOOKデータベース」 より

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