満洲国と日中戦争の真実
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満洲国と日中戦争の真実
(PHP新書, 1296)
PHP研究所, 2022.3
- タイトル読み
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マンシュウコク ト ニッチュウ センソウ ノ シンジツ
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注記
石原莞爾人生年表: p51
年表近現代における(満洲国消滅までの)日中関係史: p203-207
収録内容
- 傀儡国家と王道楽土 / 保阪正康著
- 人造国家をとりまく世界情勢 / 保阪正康著
- 二人の出会いが巨大産業立国を実現した-岸信介と甘粕正彦 / 太田尚樹著
- 満洲国、そして石原莞爾と東亜連盟運動 / 保阪正康著
- 大連、奉天、長春……世界最先端の都市と建物はいかにつくられたのか / 西澤泰彦著
- 満鉄で世界を繋ぎ、満洲を共栄圏に……大構想の始まり / 江宮隆之著
- 米国資本で満洲を守れ!型破りの満鉄社長、起死回生に挑む / 小山俊樹著
- 二万のユダヤ人の命を救ったある軍人の武士道-樋口季一郎 / 秋月達郎著
- 日中はなぜ全面衝突に至ったのか?日清戦争後の緊密な往来や幣原外交はなぜ実らなかったのか? / 川島真著
- 盧溝橋事件から日米開戦へ-どこで何を誤ったのか / 井上寿一著
- 両国の衝突をもたらした「構図」と「問題の根源」 / 岡本隆司著
- 世界大戦へとつながっていった「中国戦線」 / 平塚柾緒著
- 戦争を拡大させてはならない!参謀次長・多田駿の孤独なる戦い / 岩井秀一郎著
- 汪兆銘工作、桐工作……和平に奔走した陸軍軍人・今井武夫の信念 / 広中一成著
- 「戦略」から読み解く泥沼化の真相 / 大木毅著
内容説明・目次
内容説明
昭和7年(1932)、中国東北地方に「満洲国」は建国された。日本と東アジアの可能性を求めて、理想社会の建設が進められるはずだったが、次第に中国との軋轢は強まり、昭和12年(1937)には日中戦争が勃発。長期化、泥沼化の様相を呈することになった。その過程で、本書で取り上げる石原莞爾、岸信介、甘粕正彦、後藤新平、山本条太郎、樋口季一郎、多田駿、今井武夫といった日本人は何を思い、どう行動したのか—。『歴史街道』掲載の論考を選りすぐり、多様な視点から、両国の衝突を生んだ真因に迫る。
目次
- 第1部 満洲国とはなにか(満洲国、その誕生から解体まで(1)傀儡国家と王道楽土;満洲国、その誕生から解体まで(2)人造国家をとりまく世界情勢;二人の出会いが巨大産業立国を実現した—岸信介と甘粕正彦;満洲国、そして石原莞爾と東亜連盟運動)
- 第2部 満洲国と日本人(大連、奉天、長春…世界最先端の都市と建物はいかにつくられたのか;満鉄で世界を繋ぎ、満洲を共栄圏に…大構想の始まり;米国資本で満洲を守れ!型破りの満鉄社長、起死回生に挑む;二万のユダヤ人の命を救ったある軍人の武士道—樋口季一郎)
- 第3部 日本と中国、そして日中戦争の真実 最新研究×いま学ぶべきこと(日中はなぜ全面衝突に至ったのか?日清戦争後の緊密な往来や幣原外交はなぜ実らなかったのか?;盧溝橋事件から日米開戦へ—どこで何を誤ったのか;両国の衝突をもたらした「構図」と「問題の根源」;世界大戦へとつながっていった「中国戦線」;戦争を拡大させてはならない!参謀次長・多田駿の孤独なる戦い;汪兆銘工作、桐工作……和平に奔走した陸軍軍人・今井武夫の信念;「戦略」から読み解く泥沼化の真相)
「BOOKデータベース」 より