民事訴訟における後訴遮断理論の再構成
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書誌事項
民事訴訟における後訴遮断理論の再構成
慶應義塾大学出版会, 2022.2
- タイトル別名
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Reconsideration of the doctrine of res judicata in Japanese civil procedure
民事訴訟における後訴遮断理論の再構成
- タイトル読み
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ミンジ ソショウ ニ オケル コウソ シャダン リロン ノ サイコウセイ
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注記
博士学位請求論文 (慶應義塾大学, 2019年度提出) に加筆修正し刊行したもの
文献一覧: p253-259
巻末索引
収録内容
- 本書の目的と構成
- イギリスの民事訴訟における判決効理論の展開
- アメリカの民事訴訟におけるres judicata
- 後訴遮断理論に関する基本的視座
- 既判力の補完法理の再検討
- 本書の到達点と今後の課題
内容説明・目次
内容説明
再訴事案の法的規律に挑む。わが国の既判力理論、その補完法理としての信義則理論が直面する理論的課題に対し、英米法の後訴遮断理論に考察のための新たな手掛かりを得て、伝統的な議論を再考。この二元的な規律の合理性を検証し、わが国における既判力規範と信義則規範の具体的な運用指針を提供することを試みる先駆的研究。
目次
- 序論 本書の目的と構成
- 第１部 イギリスの民事訴訟における判決効理論の展開—Ｈｅｎｄｅｒｓｏｎルールの形成と発展を中心に
- 第２部 アメリカの民事訴訟におけるｒｅｓ ｊｕｄｉｃａｔａ—請求排除効と争点排除効に関する基礎的考察
- 第３部 後訴遮断理論に関する基本的視座—英米法理論からの比較法的アプローチ
- 第４部 既判力の補完法理の再検討—遮断作用の拡大局面を中心に
- 結語 本書の到達点と今後の課題
「BOOKデータベース」 より
