接続する文芸学 : 村上春樹・小川洋子・宮崎駿
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書誌事項
接続する文芸学 : 村上春樹・小川洋子・宮崎駿
七月社, 2022.2
- タイトル別名
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接続する文芸学 : 村上春樹小川洋子宮崎駿
- タイトル読み
-
セツゾク スル ブンゲイガク : ムラカミ ハルキ・オガワ ヨウコ・ミヤザキ ハヤオ
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注記
文献あり
内容説明・目次
内容説明
物語は接続する。物語を語り、読むことは、私を私ならざるものに接続することである。語り論、比較文学、イメージ論、アダプテーション論を駆使して、物語が織りなす“トランジット”の跡をたどり、その多彩な接続の様態を解き明かす。
目次
- 序説 接続する文芸学—語りの“トランジット”
- 1 村上春樹(「壁」は越えられるか—村上春樹の文学における共鳴;運命・必然・偶然—村上春樹の小説におけるミッシング・リンク;見果てぬ『ノルウェイの森』—トラン・アン・ユン監督の映画)
- 2 小川洋子(小川洋子と『アンネの日記』—「薬指の標本」『ホテル・アイリス』『猫を抱いて象と泳ぐ』など;小川洋子と“大人にならない少年”たち—チェス小説としての『猫を抱いて象と泳ぐ』;小川洋子『琥珀のまたたき』と監禁の終わるとき—『アンネの日記』とアール・ブリュットから)
- 3 宮崎駿/宮澤賢治(液状化する身体—『風の谷のナウシカ』の世界;宮崎駿のアニメーション映画における戦争—『風の谷のナウシカ』から『風立ちぬ』まで;変移する“永遠の転校生”物語—伊藤俊也監督『風の又三郎 ガラスのマント』)
「BOOKデータベース」 より