生物としての静物
著者
書誌事項
生物としての静物
河出書房新社, 2022.1
- タイトル別名
-
生物としての静物
- タイトル読み
-
イキモノ トシテノ セイブツ
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注記
集英社 1984年刊の復刊
内容説明・目次
内容説明
亜熱帯の戦場からアラスカの原野、南米の大河アマゾン、そして、深夜の書斎まで。小説家と共に長い旅を続けてきたライター、パイプ、万年筆、ナイフ…。精選して使い込んだ小さな物たちを通して旅と冒険の記憶を綴った、名エッセイ集。
目次
- 生物としての静物
- ラッキー・ストライクよ永遠に
- 書斎のダンヒル、戦場のジッポ
- グェン・コイ・ダン少尉とオイル・ライター
- 哲人の夜の虚具、パイプ
- 七日間ごとの宝物、ウィーク・パイプ
- 小さな、偉大な戦士ウェンガー・ナイフ
- パンパスの野点肉料理アサードの鞘付ナイフ
- インディゴ・ブルーの秀作、ジーンズ
- サドル・レザーのベルト、しなやかで寡黙な友情
- この一本の夜々、モンブラン
- カユイ、かゆい、痒い モスキート・コイル
- ヘヴィー・デューティーの極、軍隊用品の細緻
- 開高流アウトドア、砂糖キビの帽子
- 超薄型の、蓋付の、懐中時計はいいもんだ
- 聖書・百人一首・言海… 旅の夜の白想を遠ざける
- なんとなく、忘れにくい小物、タリスマン
- 亜熱帯夜を〓みしめる、ビーフ・ジャーキー
- 救われたあの国、あの町 正露丸、梅肉エキス
- 煙りの向うの後味を聞く、グラス、阿片、そして…
- 水辺に立つ釣師のバッグの中身、あれ、これ
- 使わなかった物、指紋をつけなかったもの
- 道具としての人体、修練の果ての機能美
- 釣師と釣具、あるいは深くもつれあうもの
「BOOKデータベース」 より