フランクルの臨床哲学 : ホモ・パティエンスの人間形成論
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書誌事項
フランクルの臨床哲学 : ホモ・パティエンスの人間形成論
(関西学院大学研究叢書, 第242編)
春秋社, 2022.2
- タイトル別名
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Die klinische Philosophie von V.E. Frankl : Bildungstheorie in der Sicht Homo patiens
フランクルの臨床哲学 : ホモパティエンスの人間形成論
ホモ・パティエンスの人間形成論 : フランクルの臨床哲学が歴史に応答したこと
- タイトル読み
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フランクル ノ リンショウ テツガク : ホモ パティエンス ノ ニンゲン ケイセイロン
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注記
あとがきに「本書は、2021年11月に京都大学より博士学位号を授与された論文「ホモ・パティエンスの人間形成論 : フランクルの臨床哲学が歴史に応答したこと」を一部修正のうえ公刊したもの」とあり
文献一覧: p477-494
収録内容
- ホモ・パティエンスの人間形成論と《教育の倫理》
- ロゴテラピー=実存分析
- 「もとにある」-《倫理》の存在論
- 人間生成と《存在の謎》
- パトスの原風景. 1 「過去のオプティミズム」をめぐって
- フランクルの教育論が意味すること
- 教育人間学において
- 「聴くこと」と創造性
- 〈意味による生成〉への奉仕
- 寄る辺なき時代の私たちへ
- 教育の意味、そのゆくえ
- ニヒリズムと教育の相入反転
- パトスの原風景. 2 「自殺」予防、「安楽死」阻止にみる意味信仰
- 《存在の謎》とニヒリズム
- 《存在の謎》の物語りとしての日常性
- 人間形成の汲み尽くせぬ意味、消去しえぬ声
- ホモ・パティエンスの人間形成論の意義
内容説明・目次
内容説明
フランクルとほぼ同時代を生きた他の思想家たちとの対話から見えてくるもの—ホモ・パティエンスという人間理解から、人間形成の視点の転回を促しうることを論証し、“教育の倫理”を語り直す、最新のフランクル研究の集大成。
目次
- ホモ・パティエンスの人間形成論と“教育の倫理”
- 第1部 “意味”と“存在の謎”—フランクル臨床哲学からみた人間生成
- 第2部 フランクルの臨床知と教育の出会い—“教育の倫理”への模索
- 第3部 ホモ・パティエンスが拓く地平—“意味/受苦”の相即性
- 第4部 ニヒリズムと教育—“教育の倫理”の在り処へ
- 第5部 “存在の謎”から人間形成を語り直す地平を求めて
- ホモ・パティエンスの人間形成論の意義—フランクルの臨床哲学が歴史に応答したこと
「BOOKデータベース」 より