言語の中動態、思考の中動態
著者
書誌事項
言語の中動態、思考の中動態
水声社, 2022.2
- タイトル別名
-
言語の中動態思考の中動態
- タイトル読み
-
ゲンゴ ノ チュウドウタイ シコウ ノ チュウドウタイ
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注記
文献: 章末
収録内容
- バンヴェニストにおける中動態 : その来し方と行方を辿って / 小野文 [著]
- ドイツ語の再帰的表現と態に関する意味論的再考 : 身体運動および精神活動の分節表象とその言語化を中心に / 北條彰宏 [著]
- 中動態は〈主体・客体〉構造の突破口になるのか? : ラトゥールの「出来事に超過された行為」を手掛かりに / 荒金直人 [著]
- "もう一つの"芸術、"もう一つの"哲学 / 熊倉敬聡 [著]
- 中動態と非人称 : 「書く」は中動態か? / 郷原佳以 [著]
- 心理療法と中動態 : 治療者が参与する主体の変容/生成の過程 / 藤巻るり [著]
- 思い出しながら語る、語りながら思い出す : マルセル・バイアー『カルテンブルク』における中動態らしきもの / 粂田文 [著]
内容説明・目次
内容説明
中動態のひらく視座。言葉と主体と認識の枠組みをゆさぶり、思索を誘発してやまない概念、「中動態」—近年、再注目されるこの異質な概念をめぐって、言語、心理、哲学、思想、文学、芸術の観点から迫り、中動態概念の軌道と圏域を見極めようとする意欲的な試み。
目次
- バンヴェニストにおける中動態—その来し方と行方を辿って
- ドイツ語の再帰的表現と態に関する意味論的再考—身体運動および精神活動の分節表象とその言語化を中心に
- 中動態は“主体・客体”構造の突破口になるのか?—ラトゥールの「出来事に超過された行為」を手掛かりに
- “もう一つの”芸術、“もう一つの”哲学
- 中動態と非人称—「書く」は中動態か?
- 心理療法と中動態—治療者が参与する主体の変容/生成の過程
- 思い出しながら語る、語りながら思い出す—マルセル・バイアー『カルテンブルク』における中動態らしきもの
「BOOKデータベース」 より