横光利一と台湾 : 東アジアにおける新感覚派 (モダニズム) の誕生
著者
書誌事項
横光利一と台湾 : 東アジアにおける新感覚派 (モダニズム) の誕生
(ひつじ研究叢書, 文学編 ; 14)
ひつじ書房, 2021.12
- タイトル別名
-
Yokomitsu Riichi and Taiwan : the birth of sensationism (modernism) in East Asia
日本統治期台湾文化人による新感覚派の受容 : 横光利一と楊逵・巫永福・翁鬧・劉吶鷗
横光利一と台湾 : 東アジアにおける新感覚派の誕生
- タイトル読み
-
ヨコミツ リイチ ト タイワン : ヒガシアジア ニオケル シン カンカクハ (モダニズム) ノ タンジョウ
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注記
博士論文「日本統治期台湾文化人による新感覚派の受容 : 横光利一と楊逵・巫永福・翁鬧・劉吶鷗」(東京大学, 2012年提出) に加筆修正したもの
参考文献: p379-403
収録内容
- 日本統治期台湾における新感覚派
- 一九三二年-一九三六年横光利一受容の概観
- 明治大学での師事
- 構図としての「意識」の発見
- 植民地的メトニミーの反転
- 翻訳による権威の流用、そして中国新感覚派の誕生
- 越境する言葉とカメラアイ
- 孤独な受容
- 李箱「童骸」における横光利一の受容
- 東アジアにおける横光利一「皮膚」受容の射程
- 「台湾新感覚派」の系譜
- 『定本横光利一全集』未収録随筆「台湾の記憶」その他
- 「雅歌」「盛裝」「天使」における「純粹小説論」の実践他
内容説明・目次
目次
- 序章 日本統治期台湾における新感覚派
- 第1章 一九三二年‐一九三六年横光利一受容の概観—楊逵と「純粋小説論」を中心に
- 第2章 明治大学での師事—横光利一「頭ならびに腹」と巫永福「首と体」
- 第3章 構図としての「意識」の発見—横光利一「時間」と台湾最初の「意識の流れ」小説、巫永福「眠い春杏」
- 第4章 植民地的メトニミーの反転—横光利一「笑われた子」と翁鬧「羅漢脚」
- 第5章 翻訳による権威の流用、そして中国新感覚派の誕生—横光利一「皮膚」と劉吶〓「遊戯」
- 第6章 越境する言葉とカメラアイ—横光利一「蠅」と鍾理和「蒼蠅」
- 第7章 孤独な受容—戦時下における龍瑛宗「邂逅」「ナポレオンと横光利一」による横光利一の受容
- 第8章 李箱「童骸」における横光利一の受容—横光利一「頭ならびに腹」「皮膚」との比較を中心に
- 第9章 東アジアにおける横光利一「皮膚」受容の射程—劉吶〓「遊戯」、翁鬧「残雪」、李箱「童骸」をめぐって
- 終章 「台湾新感覚派」の系譜—文体と題材の受容と変容
「BOOKデータベース」 より