台湾原住民族研究の足跡 : 近代日本人類学史の一側面

書誌事項

台湾原住民族研究の足跡 : 近代日本人類学史の一側面

笠原政治著

風響社, 2022.2

タイトル読み

タイワン ゲンジュウ ミンゾク ケンキュウ ノ ソクセキ : キンダイ ニホン ジンルイガクシ ノ イチ ソクメン

大学図書館所蔵 件 / 50

この図書・雑誌をさがす

注記

参照文献: p311-332

図表一覧: p334-335

内容説明・目次

内容説明

先駆者・伊能嘉矩、踏査の鬼・森丑之助、人類学の巨人・馬淵東一らが繋いだ研究の松明、それは同時に、日本人類学の骨格にも至る、濃密な現地/人との交流でもあった。本書は、その後を繋いできた著者による研究の「集大成」であり、「温故知新」すなわち研究史の総括・初学者への入門書でもある。

目次

  • 第1部 総論(台湾原住民族研究小史—文化人類学を中心に)
  • 第2部 先駆者 伊能嘉矩(伊能嘉矩とその時代—初期研究史への測鉛;台湾原住民族を俯瞰する—伊能嘉矩の集団分類をめぐって ほか)
  • 第3部 森丑之助—忘れられた研究家(森丑之助と台湾原住民族の分類;師・友人・訪問者たち—森丑之助の研究を支えた人びと ほか)
  • 第4部 『台湾高砂族系統所属の研究』を読む(名著『台湾高砂族系統所属の研究』をどう読むか(前篇);名著『台湾高砂族系統所属の研究』をどう読むか(後篇) ほか)
  • 第5部 ルカイ(魯凱族)研究史—南部山地住民の分類をめぐって(幻の“ツァリセン族”;“ルカイ族”の誕生以後)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ