地方自治における政治の復権 : 政治学的地方自治論

書誌事項

地方自治における政治の復権 : 政治学的地方自治論

後房雄著

北大路書房, 2022.2

タイトル別名

Restoring politics in local self-government : local autonomy from the perspectives of political sciences

タイトル読み

チホウ ジチ ニオケル セイジ ノ フッケン : セイジガクテキ チホウ ジチロン

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注記

引用文献一覧: p343-349

収録内容

  • 政権交代以後の混迷する二大政党と首長の反乱
  • ポピュリズム型首長の行政マネジメント
  • コロナ禍における河村ポピュリズムの不発
  • コロナが明らかにした地方分権の到達点と愛知県知事の事例
  • マニフェストとNPMの結合
  • 「現職知事圧勝」が意味する自治体再生の次のステップ
  • ローカル・マニフェストと二元代表制の矛盾
  • 首長の反乱と二元代表制の矛盾
  • 二元代表制の矛盾と地方政府形態の選択制
  • 自治体「議院内閣制」をめぐる論点
  • 地方議会論から地方政府形態論へ
  • アメリカの自治体訪問記
  • 自立と協働の両立は可能か
  • 多様化する市民活動と自治体の制度設計
  • 地域自治組織から地域運営組織へ
  • 行政評価の第一段階から第二段階へ
  • 行政評価とロジック・モデル
  • 行政評価が機能する条件
  • 行政評価を活用する予算編成
  • 行政経営から地域経営へ
  • 行政改革と市民参加
  • 大衆社会論・構造改革論から政策型思考へ

内容説明・目次

内容説明

ポピュリズム首長の台頭、ローカル・マニフェスト、二元代表制の問い直し、地方政府形態論、近隣政府…「日本の地方自治の問題点は、“政治”の希薄さにあった」という問題意識から、地方自治に“政治”を復権させる重要トピックを取り上げて論じる。

目次

  • 第1部 地方自治におけるポピュリズム(政権交代以後の混迷する二大政党と首長の反乱—2011年「2・6名古屋・愛知の乱」は何をもたらすか;ポピュリズム型首長の行政マネジメント—橋下徹と河村たかしの事例 ほか)
  • 第2部 マニフェストと自治体の再生(マニフェストとNPMの結合—政治家プラス経営者としての首長像;「現職知事圧勝」が意味する自治体再生の次のステップ—2007年統一地方選挙 ほか)
  • 第3部 二元代表制を問い直す—地方議院内閣制の提案(首長の反乱と二元代表制の矛盾;二元代表制の矛盾と地方政府形態の選択制 ほか)
  • 第4部 地域自治の制度設計(自立と協働の両立は可能か—日本のNPOセクターが直面する課題;多様化する市民活動と自治体の制度設計 ほか)
  • 第5部 政治主導の行政評価へ向けて—「経営・自治」へ展開する行政評価(行政評価の第一段階から第二段階へ;行政評価とロジック・モデル ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC1315502X
  • ISBN
    • 9784762831836
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xii, 355p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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