乾燥地林 : 知られざる実態と砂漠化の危機
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書誌事項
乾燥地林 : 知られざる実態と砂漠化の危機
(学術選書, 102)
京都大学学術出版会, 2022.3
- タイトル別名
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乾燥地林
乾燥地林
- タイトル読み
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カンソウ チリン : シラレザル ジッタイ ト サバクカ ノ キキ
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注記
参考文献: p228-233
内容説明・目次
内容説明
頻発する干ばつに砂嵐。荒廃したイメージが強い乾燥地だが、そんな環境に成立する「森林」がある。地下60mに根を伸ばし地下水を利用したり、霧を巧みにトラップしたりと、ユニークな戦略を凝らして生きる乾燥地林は、世界人口の3割以上にのぼる乾燥地住民の生活に深く結びついてきた。しかし、その生態が正確に把握されていないため、近年の急激な劣化・消失の危機感も、適切な森林管理のためのガイドラインも共有されていない。乾燥地林の実態を知り、地球規模の砂漠化対策を考える必読書。
目次
- 第1章 森林と乾燥地(乾燥地とはどんなところ;樹木も森林も乾燥と戦っている;乾燥地林とは何か;乾燥地林の植生管理)
- 第2章 乾燥地林が持つ機能(資源を生産する;環境を整える;環境を保全する;乾燥地の木の文化)
- 第3章 乾燥地の利用と課題(林業・牧畜・農業のための乾燥地林;砂漠化;乾燥地林の劣化が止まらない;管理のための課題と対策)
- 第4章 乾燥地林の修復と造成(乾燥地林の造成に特有の要因;植林と保育の技術;防風林;ガイドなき道をどう進むか)
「BOOKデータベース」 より