中国前近代の関津と交通路

書誌事項

中国前近代の関津と交通路

辻正博編

京都大学学術出版会, 2022.3

タイトル読み

チュウゴク ゼンキンダイ ノ カンシン ト コウツウロ

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注記

図版出典: 章末

参照文献: p173

収録内容

  • 衛星画像と地形データ〈DEM〉を利用した歴史的場所の検討 / 小方登著
  • 潼関の廃置・移設と武則天の「神都圏」構想 / 辻正博著
  • 蕭関の機能的特徴と地理的位置についての一考察 / 福原啓郎著
  • 黄河下流平原の「津」 / 長谷川順二著
  • 唐代の蒲津渡と東渭橋をつなぐ交通路 / 宇都宮美生著
  • 唐宋時代における僧侶の旅と交通 / 松浦典弘著
  • 鷄鳴駅の変遷 / 千田豊著
  • 蜀道から考える関塞としての秦嶺 / 小島泰雄著
  • 黄巷・金陡関と潼関 / 辻正博著
  • 河西回廊における遺跡・交通路・オアシスの位置関係 / 森谷一樹著
  • 太行陘・白陘古道の歴史的意義 / 塩沢裕仁著
  • 武関道から商洛道へ / 侯甬堅著 ; 小野響訳 ; 辻正博監訳
  • 前近代中国中原の穀倉の発展と交通路 / 宇都宮美生著
  • 破岡瀆 / 張学鋒著 ; 千田豊訳 ; 辻正博監訳
  • 前近代中国の運河 / 宇都宮美生著

内容説明・目次

内容説明

曹操が、煬帝が、西太后が行き交った交通の要衝—歴史の舞台となった関所と渡し場、峠と回廊の実像を探る。関津、橋梁、街道、駅—皇帝や官僚、商人や僧侶が旅した道のことを知らなければ、中国史の真の姿は見えてこない。斬新な視点から探究する、関津と街道の中国史。図版多数!

目次

  • 第1部 関津—関所と渡し場・橋梁(衛星画像と地形データ(DEM)を利用した歴史的場所の検討;潼関の廃置・移設と武則天の「神都圏」構想;蕭関の機能的特徴と地理的位置についての一考察—とくに旧関関係史料の分析に重点を置いて;黄河下流平原の「津」—リモートセンシングデータを利用した黄河古河道復元;唐代の蒲津渡と東渭橋をつなぐ交通路 ほか)
  • 第2部 交通路—街道と水路(黄巷・金〓関と潼関—関所の移置と街道の変遷;河西回廊における遺跡・交通路・オアシスの位置関係—漢代・唐代の敦煌と瓜州を中心に;太行〓・白〓古道の歴史的意義—古道関連の関塞・集落遺址調査を踏まえて;武関道から商洛道へ—関中平原〜南陽盆地間の交通運輸;前近代中国中原の穀倉の発展と交通路—実地踏査による新知見を交えて ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC13215405
  • ISBN
    • 9784814003877
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xiv, 364p, 図版 [8] p
  • 大きさ
    27cm
  • 分類
  • 件名
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