高等女学校における良妻賢母教育の成立と展開 : 教育理念・修身教科書・学校生活の総合的研究
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高等女学校における良妻賢母教育の成立と展開 : 教育理念・修身教科書・学校生活の総合的研究
東信堂, 2022.2
- タイトル別名
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高等女学校における良妻賢母教育の成立と展開 : 教育理念修身教科書学校生活の総合的研究
- タイトル読み
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コウトウ ジョガッコウ ニオケル リョウサイ ケンボ キョウイク ノ セイリツ ト テンカイ : キョウイク リネン シュウシン キョウカショ ガッコウ セイカツ ノ ソウゴウテキ ケンキュウ
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注記
博士論文 (早稲田大学, 2016年) に修正を加えてまとめたもの
参考文献あり
事項索引: p325-327
人名索引: p328-329
内容説明・目次
内容説明
明治後期頃、国家公認の教育理念として確立された、女性のあるべき姿としての「良妻賢母」。その後、大正期に西洋的なリベラル思想が流入したことで、従来の家族主義的な女性観から脱却、女性の政治・社会進出が唱えられるようになり「良妻賢母」像も移り変わった—。本書は、当時の女学校の教科書、校長訓話、校訓・生徒心得、寄宿舎での生活の一次史資料の分析を通して、良妻賢母教育の実態および女子生徒側のその受容を明らかにし、わが国に底流する男女不平等主義的な精神文化の一端を浮かび上がらせた一冊。
目次
- 序章
- 第1章 良妻賢母理念の形成と女子中等教育制度
- 第2章 明治後期の高等女学校修身教科書に見る良妻賢母的素養
- 第3章 明治後期の学校生活における良妻賢母教育
- 第4章 「婦人問題」の登場と良妻賢母理念の変容
- 第5章 大正・昭和初期の修身教科書に見る女性像の変容
- 第6章 大正・昭和初期の学校生活における女子中等教育
- 終章
「BOOKデータベース」 より