外務省と日本外交の1930年代 : 東アジア新秩序構想の模索と挫折

書誌事項

外務省と日本外交の1930年代 : 東アジア新秩序構想の模索と挫折

湯川勇人著

千倉書房, 2022.3

タイトル別名

The ministry of foreign affairs and Japanese diplomacy in the 1930s : the search for and failure of the new order in East Asia

東アジア秩序をめぐる日米関係 : 1930年代の外務省による東亜新秩序の模索

外務省と日本外交の1930年代

外務省と日本外交の1930年代 : 東アジア新秩序構想の模索と挫折

タイトル読み

ガイムショウ ト ニホン ガイコウ ノ 1930 ネンダイ : ヒガシ アジア シン チツジョ コウソウ ノ モサク ト ザセツ

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注記

博士学位請求論文「東アジア秩序をめぐる日米関係 : 1930年代の外務省による東亜新秩序の模索」(神戸大学, 2017年提出) を大幅に加筆修正したもの

主要参考文献一覧: p353-378

主要人名索引: p380-381

主要事項索引: p382-384

内容説明・目次

内容説明

東アジアの地域秩序構築をめぐり対立を深める日本と米国。中国大陸における「特殊権益」を追求する陸軍や、日本の目論見に反対し「門戸開放」を主張する欧米列強といったプレーヤーの狭間で、外務省は如何なる外交戦略を展開したのか。有田八郎、重光葵、佐藤尚武らを中心に、アジア派、欧米派、革新派と呼ばれた外交官たちの挑戦と苦悩の足跡をたどる。

目次

  • 序章 一九三〇年代の日本外交のなかの外務省
  • 第1章 東アジア秩序構想の諸相
  • 第2章 九カ国条約への挑戦と日米関係
  • 第3章 日中戦争前夜の日本外交
  • 第4章 制限的門戸開放主義と日米関係
  • 第5章 佐藤尚武の現状打破構想
  • 第6章 対中外交・対米外交のなかの対英外交
  • 終章 一九三〇年代の外務省と東アジア新秩序構想

「BOOKデータベース」 より

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