地形と地理でわかる神社仏閣の謎 : カラー版

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地形と地理でわかる神社仏閣の謎 : カラー版

古川順弘, 青木康著

(宝島社新書, 634)

宝島社, 2022.3

タイトル別名

カラー版地形と地理でわかる神社仏閣の謎

タイトル読み

チケイ ト チリ デ ワカル ジンジャ ブッカク ノ ナゾ : カラーバン

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注記

主要参考文献: p221-223

内容説明・目次

内容説明

日本には宗教法人に登録されているだけで、約16万もの神社仏閣が存在する。その数はコンビニエンスストアの数の約3倍にも及ぶ。なぜ、伝統的な宗教施設が、日本にはこれほどまで多くあるのか。それは、日本が四方を海に囲まれ、国土の7割以上が山地という地理と地形が大きな要因の一つである。平野部が少ない日本で人々が暮らすエリアは、山地によって阻まれている。しかし古代では、海や多くの河川による水上ルートで、遠隔地間が活発に交流した。水上ルートでつながった文化的交流によって、各地に信仰が伝播し、多様性が増したのだ。そして人間とその土地独自の自然との関わりから、祈りの場ができていった。本書では、地形と地理の視点から、古くから信仰されてきた神社仏閣の誕生の謎を解明する。

目次

  • 第1章 なぜ、そこに祀られているのか—神社編(なぜ、出雲大社は海辺に建てられたのか;なぜ、タケミナカタは諏訪の地まで逃げたのか;なぜ、鹿島神宮と香取神宮は利根川河口に祀られたのか ほか)
  • 第2章 なぜ、そこに建立されたのか—寺院編(なぜ、飛鳥に日本最初の本格的寺院が建てられたのか;なぜ、聖徳太子は斑鳩に法隆寺を建てたのか;なぜ、四天王寺は浄土信仰の聖地となったのか ほか)
  • 第3章 なぜ、そこが聖地になったのか—聖地・霊場編(なぜ、恐山は死霊の集まる場所となったのか;なぜ、湯殿山は出羽三山に加えられたのか;なぜ、熊野は「死者の国」となったのか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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