戦後日本における反差別教育思想の源流 : 解放教育思想の形成過程
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戦後日本における反差別教育思想の源流 : 解放教育思想の形成過程
明石書店, 2022.3
- タイトル読み
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センゴ ニホン ニオケル ハンサベツ キョウイク シソウ ノ ゲンリュウ : カイホウ キョウイク シソウ ノ ケイセイ カテイ
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注記
参考文献: p299-310
収録内容
- 本書の課題
- 一九四〇~五〇年代における盛田嘉徳の「解放教育」論の史的考察
- 全国同和教育研究協議会における融和教育批判論の受容
- 「反独占の同和教育」論の形成過程
- 戦後同和教育における三原則の選択
- 小川太郎の同和教育論における生活綴方的教育方法の位置
- 戦後日本の反差別教育における「論理」の形成
- 生活綴方を基礎とした生活指導と教科指導の統合論の考察
- 小川太郎の生活綴方的教育方法論、同和教育論への批判の解読
- 中村拡三における「解放の学力」論の成立過程
- 「解放の学力」論形成過程における思想的「選択」と「排除」
- 福地幸造を支えた生活指導実践理念の含意
- 福地幸造における生活指導実践の構造
- 「語り」の作風への批判と賛同
- 本書の結論と今後の課題
内容説明・目次
目次
- 第1部 最大原則「差別の現実から深く学ぶ」の形成過程(一九四〇〜五〇年代における盛田嘉徳の「解放教育」論の史的考察—盛田嘉徳論と後の反差別教育論の「連続性」に着目して;全国同和教育研究協議会における融和教育批判論の受容;「反独占の同和教育」論の形成過程 ほか)
- 第2部 小川太郎の同和教育論と生活綴方的教育方法論(小川太郎の同和教育論における生活綴方的教育方法の位置;戦後日本の反差別教育における「論理」の形成—小川太郎の生活綴方論の「変容」に着目して;生活綴方を基礎とした生活指導と教科指導の統合論の考察—小川太郎における教育構造論をてがかりとして ほか)
- 第3部 「解放の学力」論の形成過程と「解放の主体形成」実践理論、実践構想(中村拡三における「解放の学力」論の成立過程;「解放の学力」論形成過程における思想的「選択」と「排除」—中村拡三の「解放の学力」論を事例として;福地幸造を支えた生活指導実践理論の含意 ほか)
「BOOKデータベース」 より