「ひきこもり当事者」の社会学 : 当事者研究×生きづらさ×当事者活動
著者
書誌事項
「ひきこもり当事者」の社会学 : 当事者研究×生きづらさ×当事者活動
晃洋書房, 2022.3
- タイトル別名
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ひきこもり当事者の社会学 : 当事者研究生きづらさ当事者活動
- タイトル読み
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「ヒキコモリ トウジシャ」ノ シャカイガク : トウジシャ ケンキュウ×イキズラサ×トウジシャ カツドウ
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注記
博士論文「『引きこもり当事者』の社会学的研究 : 主体から問う『ひきこもり』と社会」 (関西学院大学, 2017年提出) を構成した各論考に、卒業論文の自分史の部分および博士論文で用いなかった論考を追加して再構成し、大幅に加筆修正したもの
参考文献: p281-290
内容説明・目次
内容説明
本書は、「ひきこもり」の当事者活動へのフィールドワークを通して、「ひきこもり」を社会学的に考えると同時に、かつて「ひきこもり」を経験した著者自身の自己をも探求していく試みである。本書において著者は、自身の問題経験を出発点にした自分史と、フィールドワークで出会った人々との対話を通して、読者に対して「ひきこもり」についての新たな視角を提示しようとしている。
目次
- 「ひきこもり」小史—「ひきこもり」の当事者活動を中心に
- 第1部 当事者研究としての社会学(方法としての自分史—当事者学としての自分史の可能性;社会学的な当事者研究へ向けた試論—私が直面した研究をするにあたっての方法論的問題点の整理)
- 第2部 「ひきこもり」の自分史(私が育った環境・場所・時代;不登校からひきこもり、そしてその後 ほか)
- 第3部 「ひきこもり」の生きづらさはどう理解できるか(「ひきこもり」当事者の規範的/多元的なアイデンティティ—「親からの期待」に対峙する自己の語り;「ひきこもり」と親密な関係—当事者の生きづらさの語りにみる性規範 ほか)
- 第4部 「ひきこもり」の当事者活動を考える(「社会/自己」を志向する「ひきこもり」当事者活動—当事者団体グローバル・シップスこうべ(ノア)を事例に;「ひきこもり」の当事者として“支援”するということ—「当事者というカテゴリー」を読み替える実践としての当事者活動 ほか)
「BOOKデータベース」 より