死と運命 : 中国古代の思索

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死と運命 : 中国古代の思索

金谷治著

(法蔵館文庫, [か4-1])

法藏館, 2022.3

タイトル読み

シ ト ウンメイ : チュウゴク コダイ ノ シサク

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注記

標題紙裏に「本書は1986年6月10日法藏館より刊行された」とあり

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

「死の懼れを自覚したとき、そこからはじめて生死の問題は発足する。生を絶ちきるものとしての死とは何か。いや、避けようとしても避けられない死の深淵へと一歩一歩と近づいてゆく、こののっぴきならない生命とはいったい何なのか」。孔子、孟子、老子、荘子、荀子等の言葉をてがかりに、中国古代における死、運命、欲望に関する思索を科学的客観的な思想史学の立場から討尋し、生存の総体についての意味を追求する。

目次

  • 1(死して亡びざる者は寿—『老子』の死生観;死生は命なり—『荘子』の死生観;不死への希求—神僊の形成 ほか)
  • 2(孔孟の「命」について—人間性とその限界;「天」について—孔子の宗教的立場;「知命」について—人間存在の自覚)
  • 3(欲望のあり方—荀子の所説をめぐって;中国の欲望論—古代思想の諸相)

「BOOKデータベース」 より

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