近代日本の行政争訟制度

書誌事項

近代日本の行政争訟制度

小野博司著

(大阪大学法史学研究叢書, 3)

大阪大学出版会, 2022.3

タイトル別名

近代日本の行政争訟制度

近代日本の法治主義と行政裁判制度改革論

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ ギョウセイ ソウショウ セイド

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注記

平成21年3月に大阪大学で博士 (法学) を取得した論文 (「近代日本の法治主義と行政裁判制度改革論」) をもとにした論考、その後公表した外地の行政争訟に関する論考、今回書き下ろした論考からなる。

年表: p544-557

内容説明・目次

内容説明

等関視されてきた外地等の行政争訟制度を紹介するとともに、「行政裁判所は行政処分の正当性を事後的に弁明する機関に過ぎなかった」という“通説”を再検討し、行政争訟制度の歩みについて新たな理解を提示する。

目次

  • 本書の問題意識と課題設定
  • 第1部 内地における行政争訟制度改革構想と行政裁判所(行政裁判所の設置;行政裁判所の組織と権限;法典調査会による行政争訟法改正作業;山脇長官期の行政裁判法改正作業;行政裁判所による改革の試み;戦時期の行政裁判所)
  • 第2部 内地以外の地域における行政争訟制度(台湾への訴願制度の導入;朝鮮への行政争訟制度導入計画;満洲国訴願手続法の制定)
  • 行政裁判所の廃止

「BOOKデータベース」 より

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