ニーチェの文化的戦略 : 概念装置としての「生理学」

書誌事項

ニーチェの文化的戦略 : 概念装置としての「生理学」

前川一貴著

(早稲田大学エウプラクシス叢書, 032)

早稲田大学出版部, 2022.2

タイトル別名

Nietzsche's cultural strategy : his "physiology" as a conceptual apparatus

文化的戦略 : ニーチェの : 概念装置としての生理学

タイトル読み

ニーチェ ノ ブンカテキ センリャク : ガイネン ソウチ トシテノ「セイリガク」

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注記

その他のタイトルは標題紙裏による

参考文献: p241-251

内容説明・目次

内容説明

謎に満ちたニーチェの実像が一九世紀の歴史的文脈のなかで解き明かされる。「生理学」というメタファーに込められた真意を読み解くこと。それは文化創造の源泉へとつながっていく—。ニーチェは我々をどこへ誘おうとしているのか?

目次

  • 第1部 善悪の起源としての神、「物自体」、「意志」(キリスト教道徳に対する論難;カントの道徳論への誹議;意志形而上学からの離反)
  • 第2部 一九世紀の生物学と「力への意志」(ニーチェの神経学批判;細胞の集合体としての身体;能動的な適応性)
  • 第3部 価値の創造過程(自然史から社会史へ;権力と文化;歴史主義の自己超克)

「BOOKデータベース」 より

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