言語の本質を共時的・通時的に探る : 大室剛志教授退職記念論文集 Exploring the nature of language from synchronic and diachronic perspectives

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言語の本質を共時的・通時的に探る : 大室剛志教授退職記念論文集 = Exploring the nature of language from synchronic and diachronic perspectives

田中智之 [ほか] 編

開拓社, 2022.3

Other Title

言語の本質を共時的通時的に探る : 大室剛志教授退職記念論文集

Title Transcription

ゲンゴ ノ ホンシツ オ キョウジテキ ツウジテキ ニ サグル : オオムロ タケシ キョウジュ タイショク キネン ロンブンシュウ

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Note

その他の編者: 茨木正志郎, 松元洋介, 杉浦克哉, 玉田貴裕, 近藤亮一

大室剛志教授略歴・業績一覧: pvii-xiv

参考文献あり

Contents of Works

  • 英語の時の付加詞節における事象時調和制約としての時制調和現象 / 金子義明著
  • Aチェーンの要素の顕在化と束縛変項読みとの関係について / 阿部潤著
  • 新たな視点から見たone's way構文 / 滝沢直宏著
  • 最適性理論の回顧と展望 : 直列調和モデルから濁りの表示モデルへ / 田中伸一著
  • 文末に生起する副詞的to不定詞の解釈について / 吉田幸治著
  • 提案・勧誘を表すwhat do you sayの表現パターンと優先規則体系 / 西脇幸太著
  • 交替と通時的構文文法 : 所格交替を例に / 石崎保明著
  • 属格標識'sの史的発達と(脱)文法化 / 茨木正志郎著
  • 初期英語における関係節の語順について / 内田脩平著
  • 後期近代英語以降における動詞補部の史的変化 / 樗木勇作著
  • 受動文における過去分詞移動の歴史的発達 / 夏思洋著
  • 動詞promiseの繰り上げ動詞用法への発達と構造変化の可能性について / 笠井俊宏著
  • 英語の疑似受動文の通時的発達と変異 : 歴史コーパスから得られた事例の分析を中心に / 久米祐介著
  • 外項からの部分的抜き出しに関する共時的変異 : 英語とイタリア語を比較しながら / 小池晃次著
  • 場所句倒置構文とlabeling algorithm / 小林亮哉著
  • 英語史における関係節を導くthatと反that痕跡効果について / 近藤亮一著
  • Know以外の認識動詞を伴うNP as NP V it表現について / 佐藤嘉晃著
  • 英語史におけるpleasingの名詞前位修飾構造の出現について / 杉浦克哉著
  • 多重主語構文タイプの受動虚辞構文の歴史的発達 / 田中智之著
  • 外的対併合に基づくtough構文の統語派生 / 田中祐太著
  • 古英語の結果構文の種類の制限について / 玉田貴裕著
  • Tough構文の派生における不適正移動について / 中川直志著
  • 関係代名詞the whichはなぜ出現し消失したのか / 縄田裕幸著
  • モンゴル語の「受動-使役形」と日本語の「使役-受動形」との比較考察 / Bai Chigchi著
  • 非構成素削除によるスルーシングの分析 / 平井大輔著
  • 初期近代英語におけるPRO主語動名詞の構造拡張についての一考察 / 平田拓也著
  • 近代英語期におけるworthの新用法に関する統語分析 / 本多尚子著
  • 日本語の助詞残留省略について / 前澤大樹著
  • 構文のゲシュタルト性と構文解釈の恣意性 / 前田満著
  • 自由関係節の史的発達に関する一考察 / 松元洋介著
  • Oughtの非人称構文の出現についての一考察 / 森敏郎著
  • 英語の殺害様態動詞の様態・結果について : 構文アプローチの観点から / 森藤庄平著
  • 構文の消失と継承 : 他動詞虚辞構文の汎時的分布 / 柳朋宏著
  • 等位接続詞の範疇変化について : 分離等位接続主語を中心に / 山村崇斗著
  • 日英語の描写述語に関する一考察 / 横越梓著

Description and Table of Contents

Description

本書は、大室剛志教授が2021年3月に名古屋大学を退職されたことを祝し、親交のある研究者、および教え子を含む名古屋大学関係者が寄稿した35篇からなる論文集である。論文の内容は多岐にわたっているが、名古屋大学英語学研究室が目指す、共時的研究と通時的研究の実証面と理論面における有機的融合を体現した論文が多くを占める。大室教授への思いを込めて、言語の本質を共時・通時の両面から探ることの重要性を説いた1冊である。

Table of Contents

  • 英語の時の付加詞節における事象時調和制約としての時制調和現象
  • Aチェーンの要素の顕在化と束縛変項読みとの関係について
  • 新たな視点から見たone’s way構文
  • 最適性理論の回顧と展望—直列調和モデルから濁りの表示モデルへ
  • 文末に生起する副詞的to不定詞の解釈について
  • 提案・勧誘を表すwhat do you sayの表現パターンと優先規則体系
  • 交替と通時的構文文法—所格交替を例に
  • 属格標識’sの史的発達と(脱)文法化
  • 初期英語における関係節の語順について
  • 後期近代英語以降における動詞補部の史的変化〔ほか〕

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Details

  • NCID
    BC13489648
  • ISBN
    • 9784758923651
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpneng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xix, 426p, 図版 [1] p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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