語りの断層 : ドイツ=ポーランド国境地帯の文学
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語りの断層 : ドイツ=ポーランド国境地帯の文学
九州大学出版会, 2022.3
- タイトル別名
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Dislocated narratives : literature in/as the borderlands between Germany and Poland
語りの断層 : ドイツポーランド国境地帯の文学
- タイトル読み
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カタリ ノ ダンソウ : ドイツ ポーランド コッキョウ チタイ ノ ブンガク
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注記
学位請求論文「語りの断層 : ドイツ連邦共和国におけるポーランド人作家の現代文学 : dislocated narratives : contemporary Polish literature in the Federal Republic of Germany」(東京大学, 2013年) を改稿したもの
参考文献: p311-328
関連年表: p329-331
内容説明・目次
内容説明
亡命文学から移民文学、そしてディアスポラ文学へ。故郷を追われた難民とその末裔のまなざしを通して、変幻する境界が折り重なる複層的空間を読み解く。多様な民族・文化・言語の混生、冷戦最前線の後背地、欧州連合の東方拡大—ドイツ=ポーランド国境地帯は、西欧ないし東欧の辺境地として、多くの差異や不一致を抱え込んできた。そこに刻まれた様々な「断層」を実演する文学に肉薄する。作家インタビューの付録つき。
目次
- 序章 「移民/移動者の文学」とは
- 第1章 亡命文学からの離脱
- 第2章 「ドイツ=ポーランド国境地帯の文学」への合流
- 第3章 既存のディスクールへの挑戦
- 第4章 脱臼する一人称体
- 終章 移民/移動文学が照らし出す国境地帯
- 付録 作家インタビュー
「BOOKデータベース」 より