談義所から檀林寺へ : 関東天台宗教団の推移
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談義所から檀林寺へ : 関東天台宗教団の推移
青史出版, 2022.3
- タイトル読み
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ダンギショ カラ ダンリンジ エ : カントウ テンダイシュウ キョウダン ノ スイイ
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注記
関東天台宗談義所と関係年表: p.329-372
文献あり
内容説明・目次
内容説明
鎌倉期以降、天台宗教団は東国に教線を展開し比叡山の学問を地方に広めている。その重要な役割を担ったのが談義所(談所)の設置である。室町時代になると、関東各地の談義所では比叡山に登り竪義を遂げる僧の教化を行っていた。所化はすぐれた能化と、典籍をたくさん所蔵する談義所を、笈を背負って遍歴し、学問に励んだ。本書は歴史史料だけでなく仏典や天台学僧の著述の調査・研究を通して、談義所が檀林へと移っていく過程を探り、関東天台宗教団の地方への展開の実態を明らかにする。永年の緻密な調査に基づく待望の労作。
目次
- 第1 武蔵国の天台宗談義所
- 第2 下野国を中心にした天台宗の談義所
- 第3 東信濃の天台宗談義所
- 第4 常陸国を中心にした天台宗の談義所
- 第5 上総国の天台宗談義所
- 第6 天台宗東叡山勧学寮と関東檀林寺
- 終章
「BOOKデータベース」 より