歌声の共同体 : ドイツ青年音楽運動の思想圏

著者

    • 牧野, 広樹 マキノ, ヒロキ

書誌事項

歌声の共同体 : ドイツ青年音楽運動の思想圏

牧野広樹著

松籟社, 2022.2

タイトル読み

ウタゴエ ノ キョウドウタイ : ドイツ セイネン オンガク ウンドウ ノ シソウケン

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注記

事項索引: 巻末p1-8

人名索引: 巻末p9-14

参考文献一覧: 巻末p15-36

収録内容

  • ドイツ青年運動と音楽
  • 一九三〇年代初頭の評価
  • 第二次世界大戦後の評価
  • 指導者論
  • 共同体論
  • 聴覚論
  • 技術論
  • 「共に在ること」から「同一性」へ
  • 境界線を再編制する「青年音楽」
  • 青年音楽運動における「民主主義」と「保守主義」
  • 『ギター弾きのハンス』と民謡の「再発見」
  • ドイツ青年音楽運動の多層性と歴史的帰結をめぐって

内容説明・目次

内容説明

集い共に歌を歌うことで人間的なつながりを取り戻そうとする“音楽による共同体”は何を夢見ていたのか。歴史、文化、政治思想からドイツ青年音楽運動の多層性を検討する。

目次

  • 序論 ドイツ青年運動と音楽—ドイツ青年運動概略史
  • 第1部 歴史的検討(一九三〇年代初頭の評価;第二次世界大戦後の評価)
  • 第2部 文化論的検討(指導者論—フリッツ・イェーデと「導かない指導者」;共同体論—共同体の様々な「かたち」;聴覚論—「聴くこと」の可能性と限界をめぐって;技術論—文明批判における音響メディアの利用)
  • 第3部 政治思想的検討(「共に在ること」から「同一性」へ;境界線を再編制する「青年音楽」;青年音楽運動における「民主主義」と「保守主義」)
  • 補論 『ギター弾きのハンス』と民謡の「再発見」
  • 結論 ドイツ青年音楽運動の多層性と歴史的帰結をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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