憑依と抵抗 : 現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム

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憑依と抵抗 : 現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム

島村一平著

晶文社, 2022.3

タイトル読み

ヒョウイ ト テイコウ : ゲンダイ モンゴル ニ オケル シュウキョウ ト ナショナリズム

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注記

引用・参考文献一覧: p377-395

収録内容

  • シャーマニズムという名の感染症
  • 地下資源に群がる精霊たち
  • 憤激のライム
  • 秘教化したナショナリズム
  • 社会主義が/で創造した民族の英雄チンギス・ハーン
  • 呪術化する社会主義
  • シャーマニズム、ヒップホップ、口承文芸
  • 生まれ変わりの人類学
  • コスプレ化する民族衣装
  • "モンゴル化"する洋装と匈奴服の誕生

内容説明・目次

内容説明

「排除/憑依/反抗」をキーワードに、いまだ知られざる現代モンゴルの深層を明らかにする。シャーマニズム、ヒップホップ、化身ラマ、民族衣装、そしてチンギス・ハーン。現代モンゴルを理解する上で欠かせない「貫く論理」をそれぞれの断片に見出す。グローバル化と呪術化の間で揺れ動くその姿とは。

目次

  • 第1部 グローバル世界を呻吟する(シャーマニズムという名の感染症;地下資源に群がる精霊たち—鉱山開発とシャーマニズム ほか)
  • 第2部 社会主義のパラドクス(秘教化したナショナリズム—チンギス・ハーン言説の“誕生”と挫折、秘教化(一九二一‐五三年);社会主義が/で創造した民族の英雄チンギス・ハーン(一九四一‐六六年) ほか)
  • 第3部 連環する生と死(シャーマニズム、ヒップホップ、口承文芸—韻の憑依性をめぐって;生まれ変わりの人類学—化身ラマたちの世界)
  • 第4部 民族文化のゆくえ(コスプレ化する民族衣装;“モンゴル化”する洋装と匈奴服の誕生)

「BOOKデータベース」 より

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