大日本帝国<大正期> : 1912-1920

著者

書誌事項

大日本帝国<大正期> : 1912-1920

(関西学院大学研究叢書, 第238編)

作品社, 2022.4

タイトル別名

李垠

タイトル読み

ダイニホン テイコク タイショウキ : 1912-1920

並立書誌 全1

大学図書館所蔵 件 / 1

注記

文献:p557〜580 李垠略年譜:p590〜591

内容説明・目次

内容説明

“朝鮮のラストエンペラー”李垠は、大日本帝国陸軍の士官学校に学び、日本皇族・梨本宮方子と結婚。そして、帝国陸軍の将校となるが…。あまり知られていないが、梨本宮方子は、李垠との結婚直前の一年間に綴った「日記」を遺している。これには、まだ十七歳だった方子が李垠を慕う素直な気持ち、ゆれる想いが書き込まれ、二人の婚姻は事実上、“政略結婚”ではなく“恋愛結婚”と呼ぶべきものだったことがわかるのである。本書第3巻では、李垠の陸軍中央幼年学校への入学から、方子との出会いと結婚までを詳細に追った。この間には、大正天皇と李垠の友情が、一時的に引き裂かれながらも、復活する姿が見てとれる。さらに李垠が、帝国陸軍の将校生徒となり、どんな友達との環境の中で生活し、いかなる勉強をし、どのような想いを抱いて陸軍将校へとなっていったかを、史料をもとに描き出した。

目次

  • 序章 「日記」を読む—梨本宮方子女王「日記」と『徳寿宮賛侍室日記』(梨本宮方子女王の「日記」;『徳寿宮賛侍室日記』)
  • 第1章 一九一二年、李徳恵翁主誕生—やがて時代は大正へと移る(宮中の「英国式フランス風」化;皇族男子たちの「高貴なものの義務」 ほか)
  • 第2章 将校生徒李垠—陸幼本科の生活世界(陸軍特別大演習について—予科を卒業する李垠;大正二年八月、李垠は帰郷する ほか)
  • 第3章 帝国陸軍青年将校 李垠—婚約直前の時代(陸軍士官学校に入校するということ;陸軍士官学校での李垠 ほか)
  • 結章 李垠の嘉礼(李垠の「縁談」;李垠の結婚と高宗の死 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC13631669
  • ISBN
    • 9784861828898
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    591p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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